政策・提言
第四回どこでもMYカルテ研究会を開催いたします。

第四回研究会の漠としてはいるが大きなテーマは、第三回研究会の討論の中でも出ておりましたが、社会保障番号制度の現状と医療情報ネットワークの関係です。課題が大きすぎてなかなか掌中に収めきれないのですが、これをさまざまな方面から考えてみようと思います。
第一部の講演者は、国のレベルで苦労されている方です。現時点の到達点をご示唆いただけることでしょう。
第2部は、現在、クラウドなどを活用した地域医療情報ネットワークの現実化が行われていますが、その技術開発の現状と実践例をご報告いただきます。技術開発の面でも、実践においても、将来の社会保障番号制度の整合性が問題になってきます。
第三部では、それを利用するサイドの意見を伺います。
最後の総合討論では、この世界で近い未来には獲得しておかねばならないイメージを描き出せればと考えています。

■第四回どこでもMYカルテ研究会
主催 どこでもMYカルテ研究会
共催 医療構想・千葉 http://iryokoso-chiba.org/
NPO法人医療福祉ネットワーク千葉 http://www.medicalwel.com/

■日時
2011年 11月 21日 18:00-21:00

■場所
東京ステーションコンファレンス
東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー(4F-6F)
TEL:03-6888-8080 FAX:03-6888-8062
http://www.tstc.jp/

■参加費
1000円(資料代)

参加希望者は、氏名・所属を明記して以下までお申し込みください。
どこでもMYカルテ研究会(申し込み先) dokodemomyrecord@gmail.com
満員になったので、受付は終了しました。
後援 医療構想・千葉 http://iryokoso-chiba.org/
なお、懇親会を予定しております。(会費5000円 同日 21:00-22:00)
懇親会出席の有無もあわせてお知らせ下さい。

第四回どこでもMYカルテ研究会プログラム

総合司会 増山茂(どこでもMYカルテ研究会・東京医科大学渡航者医療センター)

第1部 情報通信改革と医療のIT化の現状
座長:竜崇正(医療構想千葉代表、NPO法人医療福祉ネットワーク千葉理事長)
① 社会保障・税番号制度と番号法案
  浅岡 孝充(内閣官房社会保障改革担当室参事官補佐)
② 医療分野でのICT化の推進
  市川のり恵(総務省情報流通行政局情報流通高度化推進室課長補佐)
③ 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部および医療情報化に関するタスクフォースの概要
  有倉陽司(内閣官房 IT担当室 内閣参事官)

第2部 クラウドなどを活用した地域医療情報ネットワーク
1) クラウドに向けた技術開発
座長:野田啓一(慶応大学藤沢キャンパス)、植松一郎(東京都歯科医師会IT 常任委員会委員長)
① 分散クラウド
  森本 伊知郎(NRIセキュアテクノロジーズソリューション事業本部)
② シンクライアント(医療クラウド)
  梅崎 泰司(富士通(株)医療ソリューション事業部第5ソリューション部)
③ シンクライアントによる遠隔画像診断の運用事例
  鈴木 俊之(ViewSend ICT株式会社 営業推進室) ④パーソナルクラウド
  近藤 知子(ソフトバンクテレコム(株)クラウド事業推進本部)

2) 地域での医療情報ネットワークの取り組み
座長:田城孝雄(順天堂大学医学部公衆衛生学)溝尾朗(東京厚生年金病院)
① 群馬県利根中央病院を中心とした遠隔医療:郡隆之(利根中央病院)
② 千葉市の在宅緩和医療における取り組み:浜野公明(千葉県がんセンター経営戦略部長)
③ 石巻住民ネットワークプロジェクト~在宅医療から動き出した医療・介護・生活支援の連携によるコミュニティ再生~:武藤真祐(祐ホームクリニック 院長)

第3部 患者・ユーザーサイドから見たどこでもマイカルテ構想の利点
座長:田口空一郎(構想日本・河北総合病院)、竜崇正
若尾直子 (山梨まんまくらぶ )
鈴木信行("患医ねっと)

総合討論 座長:竜崇正
第1部第2部の発表者への質問を交え総合討論を行います。

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